“圧倒的非日常感” をコンセプトに数々のシリーズを展開する星野リゾート。その中で最高級ブランドとして中核に佇んでいるのが「星のや」です。
今回宿泊した、京都府嵐山に居する【星のや京都】は施設の耐久性上、“13歳未満の小児は宿泊できない”という年齢制限を設けています。喧騒から離れた立地と相まって「完全大人向け」で「時を忘れるほど悠久的な」ラグジュアリー施設として秀でた存在感を感じずにはいられませんでした。
平安貴族が別邸を構えた嵐山、渡月橋から船に乗り大堰川を遡ると、峡谷に沿うように建つ宿が現れます。京都に息づく日本の伝統的な技法を用い、斬新な発想で造った風雅な空間。千年の都が育んできた洗練された文化に浸る私邸です。
星野リゾート 星のや京都より
江戸時代の豪商・角倉了以(すみのくらりょうい)が構えた別邸が100年前には旅館になり、さらにリノベーションして2009年末に誕生したのが星のや京都です!
1泊した感想は、星のや京都は宿泊中はもちろん、宿泊後も余韻が楽しめるということです。それは一般的な宿泊施設という概念を飛び越えて「京都」✖️「嵐山の自然」✖️「ラグジュアリー」の相乗効果により“上質なエンターテインメントを経験した”と記憶に刻み込まれるからだと考えます。
宿泊費用は確かに高いです。1泊1名【6万円強】でした。しかも【早期予約による割引込み & 食事なしの素泊まりプラン】です。恐るべし、ハイ・ラグジュアリーホテル HOSHINOYA…それでも結果的に星のや京都の宿泊体験は非常に価値があると判断しました。まず、私いのみが考える「星のや京都のココがすごい!」をご紹介します。
星のや京都のココがすごい
- 自然と自分と、向き合う時間が豊富
“客室にはあえてテレビがない” - コーヒー・紅茶、お菓子が無料
“24時間利用できるライブラリーラウンジ” - お部屋の中でも外でも!
“無料アクティビティが充実” - 和の自然に酔いしれる
“360度どの風景も絶景”
上記のすごさを織り交ぜながら、【星のや京都:アクセス|客室|共有スペース】をご紹介していきます。アクティビティについては別ページ【星のや京都:アクティビティ】をご覧ください。
※食事については詳細なレポートはありません※
元来、素泊まりプランの予約であったのは前提として、出航前に食べたランチで思いのほか満腹になったため、しっかりとしたお料理を食べていないのです。しかし、ちょっとした軽食をいただく場面はありました。後ほど登場します。
それでは、星のや京都宿泊レポートにお付き合い下さい!
また、本記事に掲載している画像の一部は星のや京都様より使用許可の御承諾をいただいております。
アクセスは「舟」
星のや京都にたどり着くまでには少なくとも4つの段階があります。
② 嵐山駅から渡月橋まで向かう
③ 渡月橋の南端にある星のや京都専用の舟乗り場(舟待合)に行く
④ 15分ほど舟で移動して、到着
これまでの人生でホテルに行くのに「舟で移動する」なんて経験は一度もありません。ベールに包まれている星のや京都、まるでホグワーツへ向かう気分です(ハリー・ポッター)。
たどり着くのにちょっとした手間をかけるのも、テーマパークのアトラクションのようで趣がありますね。
舟の出航は15時のチェックインに合わせてあり、舟待合に到着後、順に案内されます。嵐山の地に降り立ったのが早すぎた私たちはその前に、舟待合から徒歩10分のところにある隠れ家的レストラン 儘(MAMA)でランチをとりました。
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舟乗り場に行くと、隣接の建物の中へ案内されました。星のや京都の片鱗をうかがわせる広々とした落ち着いた空間です。
検温・手指消毒をし、椅子にかけてアンケート用紙を記入。同じ便に乗船する宿泊客が揃うのを待ちます。
出港の時が来ました。専用の舟で桂川の上流域方向、大堰川を移動します。観光客で賑わう嵐山駅周辺がどんどん遠ざかり、自然の中に吸い込まれていきます……
山深くなってきた頃、星のや京都の外郭が見えはじめます。
星のや京都側の船乗り場(下り桟橋)に到着。”人工的”が排除された風景に圧倒されます。
舟から降りて、さらにいくつかの階段を登っていきます。
階段を登りきって見える風景が下の画像です。
画像の左部分にある「水の庭」の滝から流れ落ちる水の音だけが反響していました。緑に覆われた天然の日除けの下にいるためか、涼しげな風景を見ているだけで暑さも和らぎます。
日が落ちると、淡いオレンジ色の電球色がさらに幻想的で優美な空間を演出します。ここにいるだけで、時間の流れがこんなにも遅く感じるとは。
上部画像の左にある建物はパブリックスペース【ライブラリーラウンジ】でフロントはそこに併設されています。チェックインを済ませてからいよいよ客室へ。ご案内くださったスタッフの方はとても丁寧で、雅な笑顔で対応してくださいました。
客室「葉雫」で時を忘れる
星のや京都にはエレベーターを使って上がるような高層の部屋が存在しません。ほぼ平家です。
ご覧の図の通り、各客室と共有スペースが数珠つなぎのように配置されています。
純日本家屋の特徴を表すように横に広がった複合体は、どこか懐かしさを感じつつも現代に通じるとても洗練されたまとまりです。
客室は全25室の少数精鋭ぶり。数字で表示されているのが客室です。
最初のご紹介は客室から!
概要
星のや京都には5種類の客室があります。
広さや趣によって【月橋】【山の端】【谷霞】【葉雫】【水の音】と分かれています。どれもが大和魂に響く、なんと情緒的なネーミングでしょう。
今回、宿泊したのは【葉雫】。窓際のスペースをベンチソファが占めている間取りが印象的なお部屋です。
客室内の照明もまた、温かみのある淡いオレンジ色。黄昏時のどこか郷愁的な気分にもなります。
星のや京都の和の明かりを手がけているのは京都・祇園の「三浦照明」。一つひとつのパーツは職人さんによって丁寧に手作業で制作されているそうです。そんな伝統技術を随所に取り入れるのに余念がないのが星のやクオリティー。
壁に目を凝らしてみると、高い技巧の装飾が施された壁紙が一面に使用されているのがわかります。「京唐紙」という版画紙だそう。美は細部に宿るとはこのこと。天井も床も四方すべてが日本独特の深みある色を持ち、視覚的にリラックスできます。
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改めて、入り口からの様子を見てみましょう。古民家の玄関のようです。宿泊した112号室には112号室専用の玄関がありました。ほかの客室と共同で玄関を使用する造りになっている部屋タイプもあるようです。
外から寝室に行くまでに扉を三度くぐる必要があります。すぐにはたどり着かない奥ゆかさしさがここにも潜んでいますね。一番外側の引き戸は隙間から外気を通しますが、2番目の扉で完全に遮断しています。
2番目の扉から中に入ると、左手のカウンターには香袋やアルコールスプレーなどが並んでいます。
3番目の扉を抜け廊下をそのまま真っ直ぐ進むとベッドを通り過ぎながら、川を眺望できるベンチソファにたどり着きます。ライティングデスクも設けられていて、机上作業もはかどりそうです。
星のや京都は大堰川沿いに鎮座しており、どの客室の窓からも川の様子が見下ろせます。
川の向こう側では嵯峨野トロッコ列車が星のや京都と平行に上流方向へ走っていきます。川の流れや鳥の声、列車の音以外は聞こえてきません。無音ではないのにとても静かです。
寝室
星のや京都の客室には「テレビがありません」。ふだんは自宅でテレビを見ない私ですら、ホテルのテレビはとりあえず流しておきたくなります。
メディアとの接触を断ち、時間の移ろいゆく様を日の入りと日没による原始的な方法で感じとる…情報過多な現代人にとって外部の情報に触れないでいることは、時に不安も覚えるでしょう。
贅沢とも、手持ち無沙汰とも言えるゆったりとした時間の中で人はどう過ごすのか。別ページでご紹介する、無料/有料アクティビティが充実しているのが星野リゾートの魅力です。
その体験と有り余る余暇を経ることで、宿泊客に「自分を見つめなさい」「己と対話しなさい」と投げかけているかのよう。
備わっていたヒーリング音楽を延々とリピート再生しました。この空間で過ごす、この時間は私のものです。
ダブルサイズベッドです。床からの位置が低く、和テイストな部屋とうまくなじんでいます。
ベッド正面のカウンター内には、お茶をはじめ、星のや京都オリジナルブレンドコーヒーなどの無料ドリンクが添えられていました。
冷蔵庫の上段にあったのは、亀屋良長と星のや京都がコラボした和菓子! こちらは無料でいただけるとのこと、うれしすぎます。無料で楽しめるアクティビティ「野点籠」の抹茶と一緒にいただきました。上品な苦味が効いた濃厚なお味。
洗面スペース|バスルーム|トイレ
玄関から寝室に向かう途中にある扉を開けると登場するのは洗面スペース。光が淡くてムーディー。どこまでも木の存在を感じます。
洗面台の下部にはリネン類の棚があり、ここも間接照明で照らされています。照明の使い方が絶妙ですね。
洗面スペースの壁紙も味のある和紙が使われています。
洗面スペースを入って左端に位置しているのがバスルーム。
浴槽に使われているのはヒノキ科の「ヒバ」。日本固有の木だそう。浴室全体がほのかな木の香りがします。
お風呂のお湯は温泉ではありませんが、入浴中でも季節感を楽しめるようにと「レモン」が置かれていました。浴槽の中に入れれば、檸檬湯のできあがりです。天然の爽やかな香りに包まれてお風呂時間を過ごせます。こちらは季節によってほかのフルーツや植物などにアレンジされるそう。
レモンとは別にアメニティの入浴剤も用意されていましたが、今回はレモンを入れて入浴! 入浴剤は持ち帰って自宅で楽しむこととします。
アメニティグッズは1人1セットずつ用意されています。オーソドックスなグッズはひととおり揃っています。スキンケアセットは、Lirio(リーリオ)というシリーズのアソートがありました。水溶性成分とゲル処方で作られた基礎化粧品だそうです。
一方、洗面スペースの右端にはトイレがあります。ほどよい暗さで落ち着く……
同一空間には洗面スペースとは別に手洗い場を設けてあり、余裕の仕様。
部屋着・パジャマ
寝室手前にあるクローゼットを開けると、滞在着とパジャマが1組ずつ用意されていました。男性用と女性用でサイズが異なります。
広げるとこのような感じです。薄くてサラッとした着心地です。落ち着いたグレイで、フロントのデザインが凝ってますね。滞在着で客室から出て、パブリックスペースを利用している宿泊客の方も大勢いました。
淡いオレンジ色のパジャマです。女性用はワンピースタイプ。柔らかな着心地です。
地味に感激したのは「足袋」があること。
一般的にスリッパはどこも用意していますが、星のや京都は足袋もあります。靴下でなく、足袋。日本に生まれ育ったことを再確認しました。ここまで和に包まれたホテルステイはなかなか体験できません。
個性的な大人空間「パブリックスペース」
星のや京都にはいくつかの屋内パブリックスペースがあります。まずはざっくりとご紹介!
京都の書店「恵文社」セレクトの書籍を眺めながら無料のドリンク・お菓子が楽しめます。24時間利用できる星のやイチオシの空間です。
テラス「空中茶室」に出て、嵐山の壮大な自然を直に感じながらのんびり過ごすことも可能。
百人一首や囲碁、駒など日本の伝統的な遊びが楽しめる畳のある「和」な空間です。
蔵をリノベーションした空間です。静かに読書を楽しんだり、旅先から送る手紙をしたためたりと、思い思いにくつろげます。
Salon & Bar 蔵はコロナ禍以前ではお酒も楽しめましたが、2021年8月当時はアルコールの提供を休止していました。お酒好きな方にはとっては残念でしたね。酒類の提供が再開されるのを期待しましょう。
さて、この中でも私が大大大のお気に入りなのが【ライブラリーラウンジ】です。本好きにとってはたまらない空間、ここで寝泊りしたいくらいでした。こちらをさらに詳しくご紹介します。
ライブラリーラウンジ
ライブラリーラウンジはその名のとおり、本を読みながらゆったりと過ごすことのできる空間です。読書のお供に、ネスプレッソコーヒーマシンで作るカフェや日本茶、ハーブティー、そしてお菓子が無料でいただけます。
・ネスプレッソコーヒーマシンカフェ(4種)
・日本茶(煎茶/冠茶)
・ハーブティ(“すずかぜ”/“せせらぎ”)
※内容は季節に応じて変更があります
ライブラリーラウンジで無料でいただける「星のやおかき」は館内物販コーナーでも販売しています。藤澤永正堂と星のや京都とのコラボだそう。
ほかにもラウンジ内では星のや京都でいただけるお菓子屋やコーヒー、オリジナルグッズなども販売しています。
京焼や京仏具職人が手がけたオリジナル風鈴は水の庭にも飾られ、滝の音の差し色ならぬ「差し音」として耳から楽しませてくれました。
ライブラリーラウンジの蔵書は、京都の書店「恵文社」で見繕われた本たちが壁に並んでいます。恵文社のオンラインサイトは本だけでなく、どこかレトロ感のある雑貨も扱っていて、見ているだけでほっこりします。とてもかわいいです。
ジャンルは日本のものから海外のものまで、文学や美術など教養を学べるものばかりです。京都にまつわる文献も多かったです。ライブラリーラウンジの本は客室に持ち帰って読むこともできます。
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宿泊した日の夜には、京都の銘酒を愉しむイベント“宵のひととき”がライブラリーラウンジで開かれました。参加費はもちろん無料です。
お酒を嗜まない私は、銘酒と共に用意された「日本酒に合うおつまみ」をありがたく頂戴しました。夫がこの試飲イベントにひどく感動し、気が済むまで呑んでおりました。
宿泊客も満足まちがいなしのおとな〜なイベントは日夜開催されているのだと思います。
星のや京都で夕食を予約しなかった私たちは夜になると案の定、若干の空腹を感じました。ご飯を食べるほどお腹空いてないね……というわけで、ライブラリーラウンジのドリンクやお菓子、日本酒とおつまみで小腹を満たしたのでした。
空中茶室
ライブラリーラウンジは外のテラスに続いています。嵐峡や大堰川をダイレクトに感じながら、読書をしたりドリンクを飲んだりゆったりと過ごすことができるテラススペースが「空中茶室」です。
私が訪れた頃にはすでに日が落ちていましたが、その景色もまた自然の厳かで雄大な様が感じられました。
一人がけ席ゾーンをさらに階段で降ると二人がけ席ゾーンがあります。
すべての席が川を望むような配置で、静かな水の流れだけが聞こえてくる雑味のない時間を過ごせます。向かい合う自然の中には人工的な光がなにもないので、ありのままの夜が見えてきます。目の前の風景だけでは京都にいる手がかりさえ見失いそうです。自然だけがそこにあります。
こちらの空中茶室は朝7時から夜22時まで利用できます。夕涼みにもぴったりです。
和室パブリック
日本の伝統的な遊びが楽しめるのが和室パブリックです。百人一首や駒遊びなど、子どもの頃に遊んだきりな遊具が多く、古き良き時代の日本と再会できます。
画像の手前にあるのは仏具をアレンジした楽器。チェックインの際には、ここ和室パブリックで星のやスタッフの方が楽器を演奏してお出迎えしてくれました。実際に叩いてみると、静寂の中に澄んだ音が響きわたり、どこかスピリチュアルな気持ちにもなります。
【番外編】星のや京都の食事
冒頭でお伝えしましたが、星のや京都では追加料金を支払っていただく食事をとっていません。パンフレットとイメージ画像をご参考くだされば幸いです。
なお、料理内容は季節に応じたものを提供してくださるので、現在のものと異なっている場合があります。
▶︎ 夕食【星のや京都ダイニング】
星のや京都ダイニングでいただく夕食は、会席料理をベースにしながらも、目新しい魅せ方をしてくれます。24,200円(税・サービス料10%込)。
▶︎ 夕食【松花堂弁当】
インルームで夕食をいただくならば、松花堂弁当があります。プライベートな空間で京懐石がゆっくり楽しめます。10,285円(税・サービス料10%込)。
▶︎ 朝食【朝鍋】
朝から温かい鍋料理を食べることのていねいな暮らしぶりったらありませんね。寝起きの胃腸にもやさしく、温活から1日がはじまります。朝鍋は客室でいただけます。4,598円/1名(税・サービス料10%込)。
▶︎ ルームサービス
アルコール類のドリンクのほか、ビーフ料理も選べます。こちらは24時間提供してくれるので、時間を気にせずお腹を満たせそうです。敷地内には製氷コーナーはありませんが、ロックアイスが無料で頼めます。
星のや京都 どう予約するのがお得?
宿泊費のベストレート保証をしている「星のや京都 公式サイト」から「早期予約」かつ「連泊」で予約を行うのがもっとも費用を抑えられる方法になります。
星のや京都は、現在は早期予約かつ連泊予約時に通常料金から25%割引の優待が受けられるようですが、1泊でも10%の割引となるようです。私が予約した当時は1泊でも10%以上の早期予約による優待の適応となりましたので、時期によって優待内容が変わると考えられます。
そして、早期予約割引は60日前・90日前・120日前と割引率が変わります。少なくとも2ヶ月前には予約を行う必要がありますが、そこは人気宿泊施設星のやです。レジャーシーズンと重なるとすでに早期予約の枠は埋まっていることがほとんどです。
さらに、早期予約を含め、一部の予約プランは予約した時点でキャンセル不可(キャンセル料100%)になります。「確実に宿泊する未来が約束されているのなら」これ以上の安いプランはないです。
京都に行くには遠方にお住まいの場合は、旅行サイトやホテル予約サイトには交通手段とセットで組まれたプランも多いので、そちらもチェックしてみると良いです。
まとめ:四季ごとに訪れたい
星のや京都は嵐峡に包まれて佇んでいます。今回訪れたのは夏季でした。つまり私は星のや京都の夏の顔しか知らないということです。四季に応じた景色の見え方やアクティビティ、そして今回はあいにく機会がなかった星のや京都の食事、まだまだ体験していないことが多いです。
星のや京都はリピーター客が多いと聞きます。ずっと昔から変わらないのに、変化は確実に、そして少しずつ移ろいでゆく非日常は五感を通して鮮明に感じることができます。どの季節でも星のや京都で流れる時はゆっくりと進んでいるでしょう。またここに戻りたいです。故郷への想いと似たノスタルジックさを求めて。
〒616-0007
京都府京都市西西京区嵐山元録山町11-2
0570-073-066(星のや総合予約)
check-in 時間 15:00
check-out 時間 12:00
星のや京都 公式サイトはこちら
↑こちらは星のや京都へ舟で向かう際に利用する舟乗り場(上り桟橋)です
↓実際の星のや京都は下図の位置にあります